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【サンクコストの三苦】 想いや慣習、歴史に囚われた時に、事業からの撤退を決断できないお客様がいる。 沽券に係わるという感情の縛りつけの方が要素としては大きいかもしれない。 少し前の理論になるが、サンクコストというものがある。 サンクコスト＝「埋没した費用」 すでに支払っていて回収できない費用のこと。 使ってしまったお金は無視するのが経営上プラスなのだが、人間心理としては過去にどれだけ費用を費やしたか？が現在の価値に繋がると捉えがち。 『使ったお金に縛られて、前に進めない』 『リターンを求めすぎて、次の機会を逃す』 『適時適切な判断ができなくなる』 サンクコストの三重苦で、経営がストップしてしまう。 これに他者からの評価を気にする要素が加われば尚更だ。 「どうしたらいいんですか？」 実は答えは出ているもの。 理屈では分かっていても、決断するには大きなハードルがあるものでしょう。 重要なのは、誰かからの評判でもなく、根性でも生き方でもない。（チャレンジしている人ですから、根性や生き方をこちらが触れるなんて烏滸がましいもんです） 悪者になる勇気です。決断したことを万人に受け入れられるなんてこと絶対ありません。敵もできるし、ストレスも半端ないでしょう。 いいじゃないですか？従業員を解雇するのに「税理士」をダシに使ってくださいよ。「顧問税理士が事業を縮小しろと言っている」と関係各社に説明してくださいな。 そういう意味ではオプティマイザーとしての役割は、我々が担う事ができます。 ウチの評判？どうでもいいですよ(^-^) 元々良い評判なんかないし、悪い評判の方が有名になるし(笑) 社長からの信頼だけ頂けてれば、他はどうでもいいです。 税理士報酬が、お客様にとってのthanksコストであれば本望です。 入間基地の航空祭のように、足並み揃えて一緒にすごいスピードで進めるようになれば、色々な問題もあっという間に通り過ぎてしまうかもしれないですね。

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【一日公庫のご案内】 当事務所で日本政策金融公庫様の一日公庫が開催されます。 創業や企業、年末資金需要などにお使いいただけます。 事業計画書はしっかりとしたものを作成する必要がある・・・・という訳でもなかったりするのですが、ないよりマシ。 いや、金融機関様にはもちろん必要ですが、「資金を調達するための計画」は得てして、それ自体が目的の計画になりがちです。 私自身も、５つ程度の事業をやってみましたが、あえなく３つは失敗。借金だけが残ってます(笑) 何とか２つはもってますが、勝率を語れるほどでもありません。ま～バックボーンのない状態から始める事業はいろいろと難しいんですよね。思惑通りにいかないことがほとんどです。 やるときは、徹底的にやる（真剣勝負だし） やめるときは、潔くやめる（借金背負ってもね） 人目、評判、見栄は、捨てきる（なりふり構ってられないな） 敵もできるし、孤立もする（どこ吹く風でね） それでも、新たに事業を！って方に、政策金融公庫様は力を貸してくれます。 公庫さんから、この話を頂いたときに「相談者さんは集めてください」って丸投げされました(;・∀・)ので告知でした～ ★一日公庫★ 平成28年11月21日（月） 場所：大仲会計事務所　会議室 FAXまたはお電話にてご予約をお願いいたします。

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【求人のお知らせ】 昨年も一人募集しましたが、今年も一人増員募集します。 今回は、現状の顧問先増加と業務の煩雑さを考慮したうえで「正社員」での募集です。 業務内容は、税務会計業務・資金調達支援・担当を持ってのクライアント訪問となります。主に法人様個人事業主様向けのサポートを行っていただきます。 条件は、前回とほぼ同様ですが、 ・コミュニケーション能力のある方 ・一般常識を備えている方 ・正直で素直な方 専門職であっても、仕事は基本的に「人と人」であることを理解してくれる方が希望です。 給料：月給18万円～35万円（経験、知識により優遇） 　　　交通費全額支給 賞与：昨年度実績月給4か月分 勤務時間：9：00～17：30 勤務地：狭山市新狭山3-7-28（車通勤：応相談） 休日：土日、国民の祝日、夏季、年末年始、試験特別休暇 福利厚生：雇用、労災 学歴：高卒以上 資格：要普通免許 事業所全体：5人（内女性2名、内パート2名） ハローワークにも来週以降求人が出ますが、電話連絡の上、履歴書郵送してください。追って面接日をお知らせいたします。 前回の募集では、Facebookとハローワークにて行いましたが、Facebookを見た方でいきなり履歴書を送付してくる方がいらっしゃいました。 必ず、電話にてご一報くださいますようお願い申し上げます。 大仲会計事務所　04-2900-3355 採用担当：大仲、横内

【健全な利益】 時代の流れからか、最近「非営利活動法人」からの会計業務依頼が増えています。 NPO法人などに対する事業融資も昔に比べて実績が増し、資金調達が可能になりました。そのため、事業内容と体裁や志を考慮した結果、非営利活動法人の形態を取るようです。 誤解があるかも知れませんが、「非営利」とつくと利益を求めてはいけないんだと思う方も多いです。 「非営利」は、構成員に利益を分配してはいけないだけ。配当とかね。しちゃダメなの(￣▽￣) だだし、団体維持には、当然ながら健全な利益の確保が必要です。 公共性や公益性から、非営利団体となるのは仕方ないとしても「稼ぐこと」から逃げてはいけないと思う。 地域のため、構成員や職員のため、消費者のため、誰のためでもいい。必ず「健全な利益」をあげて欲しいと思います。 非営利は非収益じゃないんだから。 中には、非営利団体を隠れ蓑に儲けているだけという団体もあります。 「健全な利益」って結局のところ「ありがとう代金」にて儲ける事。 節税になるからとか、消費者の印象が良くなるからとか、いつか綻びが出そうな不純な動機での非営利団体設立は個人的には好きくない(´･_･`) だったら会社にして、健全に儲けちゃえば良いのに。 ま〜お陰様で、非営利団体の会計が得意になりつつあるので、ありがたい話なんですけど^ ^

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【相続税の税務調査】 久しぶりの投稿です。 まず、熊本で震災により甚大な被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈り申し上げます。 昨年末から長々と行われていた相続税の税務調査。ようやく決着がつきました。結果は、いわゆる是認。「更正決定をすべきと認められない旨の通知書」をGET！ 相続税の税務調査は、その8割以上に申告漏れが指摘されているのが現状です。 国家権力の調査能力を侮ってはいけませぬ。 相続税は、「推計課税」が法制化されていない税法。 調査では、 「このお金は被相続人のお金？」「これは生前贈与では？」と推測出来うるネタをあげて指摘してきます。 だからといって慌てる必要はありません。 お金に名前がある訳ではないのです。 事実と異なる指摘の場合は、堂々と反論して良いのです。 今回も、過去の同日日付の資金移動から、相続財産の申告漏れを疑われていました。 依頼者からは、「絶対に親の金を使っていない」と主張があったため、資金移動を金融機関の伝票から「時間単位」で並べ替えをしました。 依頼者を信じてアクションを起こすのが、私たちの仕事です。 もし、依頼者が嘘をついていたら・・・そこを掘り起こすのは私たちの仕事ではありません。 相続税の申告は、まず「調査に来ない」申告をすることがポイントです。毎年、5件～10件申告をしていますが、当事務所ではこれが初めての相続税調査。調査省略というケースがほとんどです。 それにしても、この是認通知・・・お咎めなしなら、もう少し褒めて頂けたら嬉しいのに。 味気ないA4一枚の紙切れに、どれだけのものが集約されているのかを考えると、物足りないと感じてしまう今日この頃です(・_・;)

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新年、明けましておめでとうございます。 お客様にとって素晴らしい一年となりますよう、微力ですが全力を尽くしてまいります。 本年もご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。 大仲会計事務所 大仲 登