佐賀県指定伝統的地場産品【白石焼】の製造販売
地図   http://goo.gl/maps/Z353g
佐賀県三養基郡みやき町白壁3915  0942-89-4434
「いいね！」を押して瀧水窯を応援してね♪ 白石焼:源平時代(11世紀末〜12世紀末)頃よりこの地で採れる粘土で陶器を焼いたのが始まりと云われております。

その後、1722年曲淵納右衛門・桝谷甚右衛門がこの地で磁器を焼いたと言われています。

1806年江戸後期、白石鍋島家八代鍋島直てるにより招かれた、佐賀県伊万里市大川内の陶工、藤崎百十の来山と共に佐賀鍋島家御用窯となる。
この地で採れる「五穀さん」と呼ばれる花崗岩まじりの陶石と、熊本県天草で採れる天草陶石を混ぜて貫入の入った「白罅焼」(しろひびやき)と言われる半陶半磁器や白磁などが焼かれました。

1844年頃には、黒い陶器も焼かれるようになり、京都の陶工、沢田舜山・斎藤真吉・小川源八の来山により「京風楽焼」も製作されるようになります。

1854年には、京都五条の陶工、臼井走波の来山によって花鳥風月を中心にした京焼風染付と赤絵金彩の磁器「走波焼」が焼かれるようになり、国内外にも輸出されるようになり、1867年よりパリ万博にも出展されるようになります。白石焼は「西目の皿山(有田)、東目の皿山(白石)」と称されるほどの賑わいをみせるほどになりました。

明治35年1902年、磁器焼成の幕を閉じる事となりました。この当時の古窯跡はこの地に何基も今もこの地に静かに眠っております。一つは、130m以上もあるような大きな登り窯跡があるそうです。

これ以降、陶器(土物)が多く焼かれる様になります。
JR(国鉄)の駅弁と共に出された茶瓶(陶器)を全国シェアで生産していたのも白石焼です。
現在は、瀧水窯・三笹窯・百十窯・佐藤窯の四窯元を残すのみとなりました。それぞれの時代の流れを汲みながら、各窯元ごとに独自の製作をしております。
このように京都や有田の磁器や陶器の影響を色濃く受け発展してきた白石焼は、今なお進化し続けております。