東慶寺
Description
鎌倉にある臨済宗円覚寺派の寺院です。
公式HP http://www.tokeiji.com/ 東慶寺は今から730年前、弘安8年(1285)に北条時宗夫人の覚山志道尼が開創いたしました。
封建時代、女性の側から離婚できなかった時代に、当寺に駆け込めば離縁できる女人救済の寺として明治に至るまで600年の永きにわたり、縁切りの寺法を引き継いできました。
明治4年(1871)には縁切りの寺法は廃止となり、尼寺の歴史も明治35年(1902)に幕を閉じました。
明治38年(1905)に釈宗演禅師が入寺、中興開山となり、新たに禅寺としての歩みを始めました。
師の高徳ゆえ、門下には居士、哲学者、政財界人多く、鈴木大拙もその一人でありました。のちに裏山に「松ヶ岡文庫」を設立、世界的禅文化の発展の拠点ともなりました。
現在では、かつての尼寺の風情を残す境地に、四季折々の花々が参拝客をお迎えしています。
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おはようございます。 待ちに待っていた田村草、その他可愛らしいお花達が次々と開花。 ですが、本日はなかなかに激しい雨が。 水月観音さまのご予約いただいている方もいらっしゃいます。どうかご無理のないよう、お気をつけてご来山くださいませ。
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おはようございます。 雨もなんとかあがり、暑い1日になりそうですが、風はすっかり秋ですね。 売店に置かせていただいている佐藤聡さん作のガラスの花入は、どんなお家のどんな一角にも合うよう、小さめのものを作っていただいております。 今日はススキと沢白菊、金虎の尾を挿しました。 厳しい残暑に、涼をもたらしてくれます。
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おはようございます。 先日ご報告させていただいておりましたが、東慶寺論語塾の参加者約30名で、24日から25日にかけて、京都は大徳寺の龍光院さんに滞在。 龍光院さんの論語塾と、その後の子ども夏祭りに参加させていただきました。 24日は、14時に集合し、まずは龍光院の和尚さまのご案内にて、大徳寺本坊・法堂を特別拝観。京都の臨済宗本山の圧倒的な美しさと静謐な空気に触れさせていただきました。 その後は、龍光院さんでお手伝いなさっている奉仕の方々や、我々の夜ご飯40人分と、25日の論語塾後のこども夏祭り用のカレー100人分をひたすら作り続けたり、男性陣は力仕事などをお手伝いさせていただきました。 薬石(夜ご飯)は皆でワイワイお外でいただき、お風呂は近場の船岡温泉へ。 本番の論語塾もまだ迎えていないのに、この時点で来年も来たいと言うお声も。嬉しいことです。 25日は、5時半から本堂での朝課(朝のお経)に参加、お粥の朝ごはんをいただき、茶礼。子供たちは論語より一文字、書道の時間もあり、その後は草引きの作務を。 作務後には、本堂にて坐禅後、安岡定子先生による論語塾でした。 100人を優に超える参加者での素読が響き渡り、開け放った本堂とその庭には、皆の健やかな空気が満ち、色んなものが生き生きとして見えるのでした。 最後にお地蔵様にお参りさせていただき、待ちに待った子供夏祭りの開幕。 前日仕込んだカレーに、唐揚げやフランクフルト、焼きそばや綿菓子にかき氷。プールやスーパーボールすくいなど、子供にとって夢のようなひととき(大人にとっても)。 最後には、大徳寺開山・大燈国師の紙芝居まで! 龍光院さんを支える人々の大きな力に、ただただ敬服するばかりでした。 今回、皆で長い時間を共に過ごしたことで、普段論語塾に来るだけではなかなか仲良くはなれなかった子供たちが、一緒にお手伝いしたり(すごく助けられました)、走り回ったりする姿が一番嬉しかったかもしれません。 子供たちのそのような姿を見られた大人もまた幸せを感じ、有難いの一言に尽きるのでした。 我々をあたたかく、不自由無いよう迎えて下さった龍光院の和尚様や奉仕の皆さんには、その懐の深さ広さにただただ頭を深く垂れる思いで一杯です。 参加された皆様も、新学期直前、もしかしてまだ宿題も終わってないかもしれない大変なスケジュールで遠くまでお越しいただき、本当に有難うございます。お疲れ様でした。 龍光院さんでの学びを糧に、東慶寺では東慶寺らしく、まだまだ駆け出しの論語塾ですが、東慶寺色を鮮やかに深めていきたいなと思います。 参加される皆様お一人お一人が主人公です。 次回は9月1日。お目にかかれますこと、心より楽しみにしております。
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おはようございます。 昨年より始めました「おやこ論語塾」ですが、昨年も今年も8月はお休みさせていただいております。 ですが今年はスペシャル企画! ご縁をいただきました京都は大徳寺・龍光院さんの8月の論語塾&子供祭に参加させていただく事になりました。 前日に泊まらせていただいての参加。京都での事ですし、いらっしゃる方も少ないかと思っておりましたが、30人の参加者を得て大所帯となりました。 夏休み最後の素晴らしい思い出ができそうです。 東慶寺組として、楽しく学び、交流させていただきたいと思います。 9月にはまた第一日曜日、東慶寺・書院でのおやこ論語塾を開催致します。ご参加、お待ち申し上げております。 https://tokeiji.com/about/activity/rongo
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皆さまこんにちは。 秋明菊の一番花をみつけました。 花虎の尾、かっこうあざみ、ホトトギス、てっぽう百合、金水引、桜蓼なども咲き始めております。 宝蔵の上の山に、一本枯れ木の大木。皆さまお気づきでしたでしょうか。 崖のような勾配の場所で、足場も悪く、庭師さん3人がかりでも、1日で何本かの枝を切り落とすくらいしか仕事が進みません。 人間がいかにちっぽけか、思い知らされます。山の枯れ木一本、すぐに対応というわけには参りません。 氾濫を繰り返す川を、土木工事で埋め立てて川の流れを変えたりしても、それで失われる生活や自然の営みは計り知れませんし、人間の予知を超える自然災害がもたらされると、あっというまに決壊したりします。 どこの国だか忘れましたが、川の氾濫が起きる地域を国が買い取り、自然のなせる技のままに何十年も放置したとか。英断ですね。 そろそろ、無理矢理人間の力で自然に対抗しようとするのはやめた方が良いと、皆が気づいているとは思いますが、さまざまな利権が絡むのでしょうか…。 東慶寺の山の自然が、いつも様々な事を教えてくれます。
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おはようございます。 一昨日より専門の方々におこしいただき、釈宗演老師の、主に書簡などの解読や整理をしていただいております。 とてもお忙しい人であったのにも関わらず、自身の弟子が僧堂へ修行に行っている時には、まめに細やかな配慮ある手紙を送っておられたようです。 墨蹟その他とはまた違う釈宗演老師のお姿が垣間見られます。 現在宝蔵では、釈宗演老師のセイロン(スリランカ)留学についての展示を開催しております。明治の傑僧の姿をご覧になりにいらしてくださいませ。 【没後100年記念事業について】 https://tokeiji.com/special_event/shaku_soen_100 【記念茶会について】 https://tokeiji.com/special_event/soen_chakai
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お檀家さんのご先祖さまをお出迎え。 空が茜色に染まり始める頃から日が暮れる頃にかけて、住職が境内全ての灯篭に火を灯します。 蝋燭の、柔らかく仄かな光が幻想的です。 目に見えるわけではありませんが、何の疑いもなく、おかえりなさいという気持ちでお迎えしております。
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大切なごあんないです。 本年は、東慶寺中興開山・釈宗演老師の没後100年の年にあたり、様々な行事を開催しております。 この記念の年に、鎌倉彫の三橋鎌幽氏が、高麗卓(茶道具の一つで、棚として使われます)を制作、奉納くださる運びとなり、そのお披露目を兼ねた茶会を11月4日(祝)に開催する事となりました。 流派や茶道経験を問わず、どなたでも参加できる茶会ですので、お気軽にご参加ください。 なお、この度の茶会会費の一部は、記念事業の一環として、茶室寒雲亭の門と垣根の修繕費にあてさせていただきたく、ご理解くださいますようお願い申し上げます。 下記のとおり、薄茶席2席と、宗演老師の遺愛品の展観席を水月堂に、また、書院でお召し上がりいただく点心は、東慶寺のお檀家さんでもある横浜の隣花苑さんにお願いしております。 秋の一日を、東慶寺でゆったりとお過ごしいただければと思います。 ・薄茶席-寒雲亭(裏千家 冨井宗美) ・展観席-水月堂(水月観音像特別拝観 / 宗演老師遺愛品展観) ・立礼席-白蓮舎(東慶寺) ・点心席-書院(隣花苑) お申込み、詳細は特設ページを設けましたので、そちらにてご確認くださいませ。 https://tokeiji.com/special_event/soen_chakai 皆さまのご参加、お待ち申し上げております。
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こんにちは。 北鎌倉は風の強い一日となりそうです。皆さまの御地はいかがでしょうか。 自然が猛威をふるったり、人間のちっぽけな力ではどうにもならない事に遭遇して初めて、常の、普通に過ごせる日の有難みを感じたり、意識したりします。 お寺では、梅ジュースが無くなると、畑で育った赤紫蘇で紫蘇ジュースを作ります。 ゴーヤの佃煮もこの季節だけのもの。どちらも身体が自然と欲する。人間も自然の一部ですから、季節に呼応して生きています。 有難いなと思います。 どうか引き続き、台風その他、お気をつけください。
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体験教室よりご案内です。 8月24日の挿し花(さしばな)のお教室に、1名様のキャンセルが出ました。 雨宮ゆか先生がご用意くださる草花は、夏の終わりから、秋の始まりにかけてのものも、とても魅力的です。普通にお花屋さんでは売っていないようなものばかり。 涼しい白蓮舎にてのお稽古ですので、是非ご参加なさってみてください。 売店では、雨宮先生のご著書や、花に関する本、花器なども販売させていただいております。 ご来山、お待ち申し上げております。 詳細、お申込みはこちらから。 https://tokeiji.com/event/experience/sashibana
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おはようございます。 今朝はご本尊さまに、境内で育てている蓮をお供えしました。 花の姿よし、咲き終わった後のはちすの姿よし、葉の姿よし、さらに泥中より出でて世にも美しい花を咲かせるわけで、仏教で様々な話の例えに用いられるのも頷けます。 東慶寺のご本尊・釈迦如来さま、写真撮影は禁止しておりませんので、皆さまカメラにおさめていらっしゃいますが、実はご本尊様も美しい蓮の花の上に鎮座しておられます。 ご参拝の折には台座の方はご覧いただけませんので、今日は写真にてご紹介です。 ちなみに、蓮の花の水あげ、皆さまはどのように工夫なさっておいででしょうか。 様々な方法がありますが、あまり時間をかけてもいられない為、私は生ける花や葉を反対に持ち、できる限り茎に水を注ぎこんでから(気泡が出てこなくなるまで)、その水をこぼさぬよう指で押さえて瞬時に花器の中へ…。 いくらかは長くもってくれるように思います。 それでは、お盆も終盤、台風が近づいている地域の皆様は、くれぐれもお気をつけください。そうでない地域の皆様も、熱中症などにはお気をつけいただき、健やかにお過ごしくださいませ。
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おはようございます。 亡き人、ご先祖さまと共に、皆さまどのようにお過ごしでしょうか。 私ども寺族のお盆は、一般家庭とは少し違うかもしれませんが、先代や先々代をお迎えしました。その様子はInstagramにご報告させていただいております。 さて、今年のゴールデンウィークに初めて白蓮舎にて開催しました、ニマイニタイ展。 https://blog.tokeiji.com/information/nimainitai その際に、代表・廣中桃子さんが受けていた取材インタビュー記事が掲載されましたので、是非ご高覧いただければと思います。 https://hokuohkurashi.com/note/181615 彼女の来し方や、それが今の活動に繋がった軌跡を知ることができ、さらにニマイニタイのお品に愛着が湧いて参ります。 東慶寺売店では、ニマイニタイに依頼した御朱印帳入れやカードケースなどを販売させていただいております。 布だけでも価値あるインドの手仕事に、さらに女性たちがちくちくひと針ずつ刺し子を施した、世界に1つの物。 ブッダガヤより(シルクのカードケースは、コルカタのシャンティニケタンの生地)新たに素敵なものがたくさん届きましたので、お参りの際はお立ち寄りください。 本日も暑くなりそうです。 無理せず、水分補給なさりつつお過ごしください。