立憲フォーラム
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立憲主義を守る立場から活動をしている超党派の国会議員のグループです。 立憲フォーラム設立呼びかけ人
(4月16日現在)
阿部知子
江崎孝
大河原雅子
近藤昭一
篠原孝
武内則男
辻元清美
那谷屋正義
松野信夫
水岡俊一
吉川元
吉田忠智
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facebook.com立憲フォーラム;終戦記念日に当たっての声明 ◆衆参で「改憲派」3分の2という新しい政治状況の中での私たちの決意 戦後71年の終戦記念日を私たちは戦後初めての環境で迎えることになりました。7月10日の参議院選挙によって憲法改正に前のめる政党に所属する議員が参院の3分の2を超す、というかってない政治状況が生じたからです。既に3分の2を超している衆議院と合わせて、憲法96条にある憲法改正の発議を行うことが可能となったのです。 参院選挙に勝利した安倍首相は自民党本部で「(改憲は)わが党の案をベースにしながら、3分の2を構築していく、それがまさに政治の技術と言ってもいいだろう」と言い放ちました。わが党の案とは2012年4月に発表された「日本国憲法改正草案」を指します。私たちはこの自民党改憲案を一言でいえば「個人の尊重を第一とはしない社会」であり、「近代国家をやめます」という宣言に等しいものだと批判してきました。『日本経済新聞』が7月23日一面コラム「春秋」で「野党時代につくった草案だけにいきおい保守的になったらしいが、冷静な改革論議のためには棚にでも上げて置くほうがいい。……およそ憲法の言うことではない」と指摘したレヴェルでしかありません。 9月の臨時国会から衆参の憲法審査会で議論がスタートします。 その際、立憲主義をないがしろにした復古的な自民党改憲案がベースになるかどうかは不明です。安倍首相は憲法に穴をあけるために様ざまな「政治の技術」を使ってくるでしょう。曰く「緊急事態条項」、曰く「憲法裁判所」、曰く「地方分権」、曰く「財政規律」、曰く「環境権」など「お試し改憲」のために国民の反発の少ないテーマを選び、最終的な目的である「9条改憲」への道筋を整備して行こうとするはずです。象徴としての天皇を重んじ引き継ぐための生前退位、という現天皇のお気持ちすら蔑ろにするやもしれません。 私たちは、数の多数で改憲すら手の内にした安倍政権に対し、1945年8月15日の敗戦を機に戦後社会が育んできた自由、人権、民主主義、立憲主義、そして平和への強い思いと結びついた普遍的価値によって対抗します。 昨年亡くなった児童文学者の松谷みよ子さんは「ひとりが、ひと足よこへずらす。ほんのひと足と思う。私だけと思う。それが戦争への道を開かせる」と書きました。「ひと足」の妥協をして戦争をする国にしてはならないと昨年来国会前や全国で立ち上がった人びとからの叱咤と激励を受けるなか、選挙での野党統一候補という新しい共闘と連帯の形をつくりました。 国会での憲法論議はこうした私たちが築いてきた市民、各層の人びとの思いを支えにしたものでなければなりません。信頼関係をさらに大きくするなか、普遍的価値に基づいた憲法論議を堂々と行う決意をここに明らかにして、戦後71年目となる終戦の日の声明とします。 2016年8月15日
歴史の岐路となる、と多くの識者が言及した参議院選挙は明日10日の投開票です。心配されたお天気は北海道などを除くと持ちそうで、50%を切るのではないか、とも言われる投票率をとにかくアップしたい。選挙運動は今夜8時まで。周囲の人にとにかく投票に行こう、と声をかけていただきたいです。 ▼立憲フォーラムに参加する参院選候補者のリストです。 【選挙区】 北海道 徳永 エリ(民進党) 千葉県 小西 ひろゆき(民進党) 神奈川県 真山 勇一(民進党) 東京都 小川 敏夫(民進党) 愛知県 斉藤 よしたか(民進党) 兵庫県 みずおか 俊一(民進党) 【比例代表】 えさき たかし(民進党) 大河原 まさこ(民進党) 小野 次郎(民進党) たしろ かおる(民進党) なたにや 正義(民進党) なんば 奨二(民進党) 白 しんくん(民進党) 福島 みずほ(社民党) ふじすえ 健三(民進党) 吉田 ただとも(社民党)
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3月19日、小雨降る中の「戦争法廃止!安倍政権の暴走を許さない 3.19総がかり日比谷大集会」、が開催されています。雨雲を吹き飛ばす熱気の会場、会場周辺の人ひとヒトです。立憲主義を守るため、民主主義を守るため、そして私たち一人ひとりの生活を守るために、安倍政権打倒を現実のものとしましょう!
2016 年の年頭にあたって 立憲フォーラム 代表 近藤 昭一 年が明けて、通常国会が開会しました。 昨年 9 月 19 日、安倍政権は安保関連法案の採決を強行しました。憲法に縛られ る国会議員が自分で憲法の解釈を変えて憲法違反の法律を作るというとんでも ない暴挙でした。 国会の周辺には多くの人が各々の意思で集まり、安保関連法案反対の声をあげました。 「民主主義って何だ?!」 多くの人たちが叫び、私たち一人ひとりに突きつ けられた課題でした。 民主主義とは、国民が主役ということであり、国に勝手なことをさせない、国 民が決めるということです。 そのためには一人ひとりが声をあげ行動しなければならないと訴えかけたのが、彼ら彼女らの声であったと思います。 この夏には参議院選挙が予定されていますが、安倍政権は同時もしくは近い時 期に総選挙を行うと思います。安倍政権の目論みは、国会議員を縛る憲法を自 分達の使いやすい、国民を縛るためのものに変えてしまおうことだと思います。 そのために、選挙で勝利し勢いをつける。勝つために消費税をあげる前に選挙 を行い、勝つために予算をばらまこうとしています。 世界的に経済的格差が広がっています。技術革新は世界を狭くしました。ある 意味、便利にしました。しかし、そこでは同時に、技術を持ったものとそうで ない者との格差を生みました。もちろん、競争を否定はしません。ある種の活 力の元です。 その一方で、中間的な仕事がどんどん失われ、賃金が下げられ、非正規雇用が 多くなっていっているのも事実です。 行きすぎた競争にストップをかけ、一人ひとりが輝ける社会を作らなければな りません。 立憲フォーラムは、この国会を国民の皆さんの国会、国民の皆さんの声に耳を 傾ける国会にすべく力を尽くします。